山登り(東京近郊日帰り)ハイキングをしているサークルです。趣味で山登りをしたい方、ハイキングしたい方大歓迎

自然を楽しむ「山の会」それがこまくさです

山の会「こまくさ」では山が好き!山登りやハイキングがしたい!という仲間を集めて週末に山登り・ハイキングを行っています。年齢,性別などさまざまな方が集まり、山の自然に親しんでいます。あなたも山の会「こまくさ」に参加してみませんか?新規会員募集中!

山行の様子と山の自然
 
 

自然を楽しむ「山の会」それがこまくさです

山行の様子と山の自然

《個人山行報告》 槍ヶ岳、奥穂高岳 9月6日~9日

 

山   名

槍ヶ岳、奥穂高岳

日  程

96日~9

参加者

 

参加人数

5

【山行ルート】

9/6日:6:21上高地バスセンター~明神館~徳沢園~9:50横尾山荘(昼食)10:3512:05槍沢ロッジ(泊)

9/7日:5:00槍沢ロッジ~6:07大曲~7:08天狗原分岐~8:22坊主岩~9:57槍ヶ岳山荘

    10:36槍ヶ岳山頂~11:12槍ヶ岳山荘(昼食)12:1012:50大喰岳~13:40中岳  

    15:04南岳~15:15南岳小屋(泊)

9/8日:5:40南岳小屋~6:32キレット底部~7:34長谷川ピーク頂上~7:58A沢のコル~

   9:52北穂高小屋(昼食)10:3510:40北穂高岳山頂~13:40涸沢岳山頂~14:00

      穂高岳山荘~15:16奥穂高岳山頂~16:04穂高岳山荘(泊)

9/9日:5:37穂高岳山荘~ザイデングラード~8:15涸沢小屋~10:05本谷橋~11:05横尾

    山荘(昼食)~小梨リゾート(入浴)~15:30上高地バスセンター

山行報告】登山者の憧れの北アルプスの槍ヶ岳から大キレットを越えて奥穂高岳までを縦走してきました。山小屋3泊の厳しい行程でしたが、天候に恵まれ素晴らしい山行となりました。

初日は、夜行バスの寝不足を考慮し、槍沢ロッジ泊とし、林間コースをのんびり歩きました。バスを降りた時は小雨でカッパを着て歩きましたが、小屋に着いて暫くして晴れ上がり、遠くに槍の穂先が見えました。

2日目は、早出をして槍ヶ岳を目指しました。登るにつれ、真っ青な空に槍の迫力ある山容が次第に大きく迫ってきて、その姿に感激しました。山荘にザックをデポして、空身で

山頂をピストンです。前日の雨のせいか登山者は少なく、全く渋滞せず、スルスルと略垂直に近い鉄ハシゴを登り、槍の山頂に達し、360度の大展望をゆっくり堪能しました。

槍からは左右の山並みを見ながら大喰岳、中岳、南岳を3000mの尾根を縦走し、予定時間に南岳小屋に着きました。

3日目は、いよいよ大キレット越えです。日の出とともに小屋を出て、ガレた急坂を慎重に下り、キレット底部から長谷川ピークまでの急峻な岩場を信州側、飛騨側を交互にジグザグしながら登り、Hピークと岩に書かれた山頂に達しました。その先の有名なナイフリッジの尖った痩せ尾根を越えて、A沢のコルを経て、今度は北穂高岳の北壁に取り付きました。下から見ると垂直に見えましたが、登り始めるとそれになりに手がかりがあります。両手両足をフルに使って、慎重によじ登り崖の上に建っている北穂高小屋に着きました。

小屋で休んで、涸沢岳を目指しました。北穂高以上の切り立った岩壁が300m以上続き、

ハシゴ、鎖も随所に出てきて、キレットよりもこちらの方がむしろ大変でしたが、スリルを楽しめました。涸沢岳を下り、穂高岳山荘にザックをデポして、奥穂高岳をピストンしてきました。残念ながらガスが出て展望はありませんでしたが、全員元気に山頂に立つことが出来ました。

最終日も好天に恵まれ、上高地までゆっくり下りてきました。

今回の山行は2、3日目は10時間を超えるタフな歩きでしたが、皆さんしっかり歩き、全身を使って登り、緊張の連続でかなり体力を消耗しましたが、北アルプスの素晴らしさを改めて実感できました。本当にお疲れ様でした。

            


槍ケ岳集合.JPG

おすすめ