《山行報告》
山 名 |
天城山縦走(万三郎岳) |
日 程 |
11月12~13日 |
参加者 |
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参加人数 |
10人 |
【山行ルート】6:36御幸歩道(林道終点)~8:25八丁池~9:25白田峠~9:50戸塚峠~ 10:45小岳~11:15万三郎岳(昼食)11:46~12:38石楠立~12:52万二郎岳~14:02天城 高原ゴルフ場14:30バス発=17:25伊東駅(解散) |
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【山行報告】 【1日目】修善寺駅からレンタカーを借りて市内観光ドライブ。浄廉の滝→旧天城トンネル→河津七滝→滑沢渓谷・太郎杉と主だったスポットを回る。特にトンネルでは、地元の観光協会主催のイベント中で、提灯(無料貸出)を持って中を歩いたり、踊り子姿のお嬢さんと記念写真を撮ったりして、楽しい一時を過ごす。宿は民宿ながら、温泉旅館並みの設備で、部屋も広く、かにや鹿肉鍋など料金の割りにボリュームがある料理を堪能した後、いつものように部屋で前夜祭。ワイワイ言いながら持ち込んだ酒を殆ど飲み干す。 【2日目】朝食後、6時に宿のワゴン車+タクシーで水生地登山口の川端康成記念レリーフ前で写真を撮って、登山道まで送ってもらう(宿のマスターが天城歩道のパトロール会員なので、普通では入れない林道終点の登山道入口まで行ける・・・但しこれは内緒の話)。 登山道は広く整備されていて勾配も緩くとても歩き易い。流石に昭和天皇の行幸のため造られた道に相応しい。天気も良く晩秋とは思えない暖かい陽射しを受け、気持ちの良いハイキングを楽しむ。2時間程で八丁池に到着。すると直ぐに周囲のガスが取れ、池が全貌を現わす。きれいな湖面に山が映り絶景、記念写真を撮りながら暫し休む。 その後も殆ど起伏のない広い道を落ち葉を踏みながら歩くうちに、ブナの大木が林立する道を抜け、少し登り、戸塚峠へ。いよいよ小岳に向けて本格的な急登となる。途中、ブナの古木に着いたブナヒラダケ(きのこ)をストックで取っている登山者に出会い、早速O.Iさんが残りを落として全ていただく。汗をかいて急坂を登りきり予定より少し早く万三郎岳の頂上に着く。頂上は意外にたくさんの人がいて、ゴルフ場から登って来た日帰り登山者で大賑わい。昼食後、記念写真を撮り、下山する。途中へびブナと呼ばれている輪になったブナを見て、万二郎岳を経由して、予定より少し早く高原ゴルフ場に着く。バスで伊東駅まで行き、駅前の銭湯で汗を流し、そば屋で1時間ほど美味しいビールでのどを潤す。帰りの新幹線では短い時間ながらいつもの2次会。 今回は、天城縦走コースをゆっくり歩き、秋の一日を満喫しました。今年は寒暖の差がないためか、紅葉は今ひとつでしたが、本当に気持ちのいい7時間の縦走コースでした。 宿のマスターがこの縦走コースでないと百名山天城山を登頂したことにならないと言っておりましたが、その通りです。途中で、鹿を見たり、一部冠雪した富士山も見ることができました。今度はしゃくなげの季節にまた来たいと思います。 皆さんご苦労様でした。 |