《山行報告》
山 名 |
乗鞍岳・焼岳 |
日 程 |
9月10日~11日 |
参加者 |
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参加人数 |
20人 |
【山行ルート】 9/10日:12:27肩の小屋登山口~12:54肩の小屋~13:49乗鞍岳山頂(剣ヶ峰)~ 14:45肩の小屋~15:20乗鞍畳平 9/11日:5:40中の湯バス停~6:50新中の湯焼岳登山口~8:45りんどう平分岐~ 10:10南峰コル~10:30焼岳北峰山頂~11:35展望台~12:07焼岳小屋 (昼食)~14:30上高地温泉 |
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【山行報告】 9/10日:天気は快晴で絶好の山行日和、新宿からあずさに乗り松本で乗換、新島々から貸切バスで乗鞍岳肩の小屋登山口まで一挙に登る。バスを降りると青空に乗鞍岳が鮮やかに見える。人数が20人と多いので4班に分け、各組サブリーダーのもと、各班単位で続けてスタートする。少し登ると肩の小屋に着く。先客で小屋前は大賑わい。小屋からは広い登山道を少し汗をかいて登りきると権現池の見える富士見岳分岐に着く。小休止して一挙に剣ヶ峰まで登る。生憎山頂では少しガスが出てきたが、素晴らしい展望を楽しみ下山する。肩の小屋から畳平へ下りて、貸切りバスで平湯温泉の宿まで送ってもらう。 宿はこじんまりした古い宿で、熱い温泉で汗を流して、早速宴会場で(夕食前に)ビールで盛り上がる。夕食は、我々だけで広間を貸しきって賑やかな大宴会。料理も飛騨牛まで出て料金以上(予想外で)とても満足。それからさらに部屋で2次会、持ち寄ったお酒を殆ど飲み干してお開き(何人かはその後も延長線)。 9/11日:5:30平湯発のバスで阿房トンネルを抜け1つ先の中の湯で下車、登山口に向かおうとして、そこにいた工事関係の人に尋ねると中の湯登山口は登山道が一部崩落して現在は閉鎖中で、旧道を戻り新中の湯登山口まで行くしかないとのこと、やむを得ず舗装道路をジグザグに登り、約1時間かけて新中の湯登山口へ。既に車が20~30台止まっており、登山客も何人かいる。朝食、体操など準備をして早速登山道へ、最初からいきなりかなりの急登。しかも展望も風もなくすぐに汗が吹き出る。ガイドブックには天気が悪いとぬかるむとあったが、幸い好天に恵まれ登山道は問題ない。大人数なのでゆっくり登り、少し開けたと思ったらりんどう平に着き、突然目の前に焼岳の岩肌が真っ青な空にくっきりと現れる。早速、焼岳を背景に写真を撮る。そこから少し登ると森林限界を越え、岩と砂礫の急斜面の登山道を登る。焼岳山頂を見ながら高度を上げるにつれ、次第に硫黄の中から白く噴煙が上がるのも見えてきて活火山の迫力に圧倒される。南峰とのコルに立つと、目の前に槍ヶ岳や北アルプスの雄姿が鮮やかに広がる。ここでも皆で記念写真を撮り、山頂へ。硫黄の臭いがする山頂は登山客で溢れていたが、360度のパノラマを楽しみ、下山する。下山道は急坂で落石にも注意しながら慎重に下り、焼岳小屋を経て上高地温泉に下りる。登山道閉鎖の影響で1時間ほど余計にかかったので、上高地散策は止めて温泉でゆっくり汗を流し、予約しておいたタクシーに分乗して新島々へ戻り帰路へ。 今回の山行は、好天に恵まれ2日間とも北アルプスの美しい眺めを満喫でき、とても幸運でした。2日目は16名の山行組と4名の上高地散策組に分かれ、麓で合流し、一緒に上高地温泉に行きましたが、上高地からも焼岳はじめ北アルプスの山々がとても良く見えたとのことで、皆さん満足されていました。本当に良い一日でした。お疲れ様でした。
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