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自然を楽しむ「山の会」それがこまくさです

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山行の様子と山の自然
 
 

自然を楽しむ「山の会」それがこまくさです

山行の様子と山の自然

2011年7月15~17日 道東三山

《山行報告》

山   名

道東3山(羅臼岳、斜里岳、雌阿寒岳)

日  程

2011714日~

17

参加者

 

参加人数

10

【山行ルート】

(7/15日)5:26木下小屋登山口~6:06オホーツク展望台~6:42560m岩峰~7:01弥三吉水~7:17極楽平~7:42仙人坂~8:05銀嶺水~9:07羅臼平~10:00岩清水~10:27羅臼岳山頂(昼食)11:0011:56羅臼平~13:37弥三吉水~14:46木下小屋登山口

(7/164:47清岳荘登山口~5:31入仙洞~5:54下二股分岐(旧道)~7:43上二股~

8:25馬の背~8:52斜里岳山頂~9:18馬の背~9:50上二股(新道)~10:45熊見峠~11:57

下二股~13:00清岳荘登山口

(7/17日)5:42雌阿寒温泉登山口~6:45 4合目~8:27 6合目~7:47 8合目~8:22

雌阿寒岳山頂~9:06 6合目~10:24オンネトー国設野営場登山口~ハイキングコース

11:30雌阿寒温泉登山口

山行報告

前回の東北3山に続いて、道東の百名山3山に登ってきました。3日間の天気予報は、曇りや雨で心配でしたが、初日の羅臼岳は快晴で、斜里岳も曇っていましたが雨には遭わずに登頂できました。最終日の雌阿寒岳では降ったり止んだりでしたが、小雨で登山に支障なく(下山後に強雨)、本当に幸いでした。メンバーに晴れ男・女がいるようです。

3山ともそれぞれ特色があり、とても面白い素晴らしい山行となりました。

先ず羅臼岳では、急坂を登ってオホーツク展望台を過ぎる頃から雲が取れ始め、山並みが見え、一汗かいたところで弥三吉水で美味しい水でのどを潤しました。その先には雪渓があり、ワイワイ言いながら登りきって、樹林帯を抜けると広々とした羅臼平に出ました。青空の中に羅臼岳の大きな山容と特徴のある岩頂がくっきり見え、振り返ると硫黄山も大きく聳え雄大な景色に感動しました。そして羅臼平から頂上に向けて、ハイマツ帯を抜け、岩場取りかかり高度を上げるにつれ硫黄山に続く知床半島の山並みが一望でき、そして何と国後島の双こぶの山が見えました。狭い頂上で360度の展望を楽しみながら最高のランチタイムを満喫しました。下山後はホテルの露天温泉風呂で汗を流し、知床5湖の観光を楽しんで斜里に向かいました。

 2日目の斜里岳では、登り始めて直ぐに沢歩きとなりました。前日までの雨の影響で水量が多く、この沢を石伝いに何度も渡りながら徐々に高度を上げていきましたが、新道旧道の分かれる下二股を過ぎると、完全に沢登りとなりました。登攀ルートを間違えないように慎重に進みました。心地よい緊張感があり、途中7つの滝が次々に現れましたが、じっくり楽しむ余裕もなく夢中で登りました。そして沢を抜けたと思ったら今度は急坂が続き、汗をかいて登りきった馬の背の鞍部でやっと一息つきました。馬の背にザックを置いて斜里岳の頂上までピストンしましたが、生憎、頂上では雲がかかって何も見えませんでした。下りは、上二股から沢を避け、新道で降りましたが、途中、時折雲の切れ間から斜里岳山頂や先ほどまでいた馬の背や前方に斜里町が見えるなど沢登りと違った風景を楽しむことが出来ました。道は大きく迂回しているため熊見峠まで一山越える感じで、しかもその先は道が荒れているため下りに神経を使いましたが、出発を早めたこともあり、予定よりかなり早く下山しました。入浴後、屈斜路湖、摩周湖(いずれも霧の中)に立ち寄り、阿寒に向かいました。

 3日目の雌阿寒岳は、朝から霧雨でカッパの上着を着て、歩き始めました。登山道は広く、歩き易く安心しました。1合目から、2,3,4合目と小休止し、その都度カッパを着たり、脱いだりしながら登るうちに、雨も止んで、時折、雲の切れ間から阿寒富士や周辺の山並みが鮮やかに見えることもありました。6合目から硫黄の臭いがするザレ場、7合目からは火口稜線の登りとなりましたが、幸い雨も強くなく、9合目を過ぎて、火口の中を覗きながら予定よりかなり早く頂上に達しました。昨日と同様、雲がかかって展望は効きませんでしたが、本格的な雨に遭わずに登れただけでも幸いでした。下りはオンネトーに向けて一気に下りて、キャンプ場の登山口からオンネトーの登山口まで単調なハイキング道をややうんざりしながら戻りました。そしてオンネトーの露天風呂でゆっくり汗を流して、釧路に向かいました。

 今回の3山登山でも皆さんは元気よく、いずれも予定時間よりかなり早く登頂できました。ハプニングとしては、いつも飛び跳ねている元気おじさん(Kさん)が斜里岳の沢で石を踏み外して腰まで浸かったり、同じく斜里岳の下りで(Mさん)が足を痛めたため、阿寒岳はパスしましたが、他の方は全員3山の頂に立ちました。こまくさのアイドル(Kちゃん)も斜里岳の渓流の迫力に圧されて足がすくんで、半べそ状態でしたが、最後はとっても良い笑顔で山頂に立ちました。

 本当に今回は北海道ならではの雄大な山の景観としゃくなげやこまくさなどの高山植物との出会い、さらには羅臼岳山頂下の美味しい岩清水、下山後のドライブ観光、温泉入浴それと毎晩の反省懇親会などとても楽しい充実した山行となりました。皆さんお疲れさまでした。           


羅臼岳頂上.jpg  斜里岳頂上集合.jpg
  
 雌阿寒岳頂上集合.jpg 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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