
山 名 | 玉原湿原~鹿俣山 ―群馬― | 日 程 | 6月 5日(日) |
参加人数 | 6名 | ||
【山行ルート】
たんばらセンターハウスバス停10:30~玉原湿原~玉原超え11:20~長澤三角点11:45~ブナ地蔵12:15~13:35鹿俣山(昼食)14:00~登山口15:40~16:35センターハウスバス停16:42→沼田駅18:00(解散) |
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【山行報告】
直前まで心配だった天気。早朝、家を出るときは小雨模様。ですが沼田は天候良好。玉原湿原から見上げる空は快晴でした。ヤッホー!! ブナの湧き水を味わい、湿原へ。昨今は乾燥化が進んでいるようで、「小尾瀬」とは言い難い状況。そんな中、地元の有志の多くの方々が、鹿害から水芭蕉を守るための柵の作成に汗を流されていました。頭が下がります。 今回の山行はブナ林に焦点を当てたため、湿原の花の時期とはずれていたようで、植物をあまり楽しむ状況ではなかったようです。湿原からブナ林へ足をすすめ、玉原超えから三角点への登りを過ぎると、素晴らしいブナ林の中。木漏れ日も美しく、フィトンチッドが充満する本当に癒される道でした。 その後、ゲレンデを出たり入ったりしつつ山頂を目指しました。途中振り返ると、予想外の快晴の青空の下、残雪の谷川主稜線や玉原湖が美しく映えていました。 山頂は広くはなく日陰もないのですが、私達だけだったので傘で日陰を作りゆっくり遅めの昼食をとりました。上州武尊の剣が峰は、間が悪く薄い雲に隠れよく見えなかったのが残念。 帰路はジャクナゲ平ですが、今年はハズレ年なのか期待の花のトンネルには会えませんでした。広大なブナ林と広葉樹の中、沢沿いの道は特に気持ちの良いものでした。順調に高度を下げて登山口に到着し、ゆっくり休憩した後にバス停に向い、無事帰路につきました。 白神山地に次ぐとも関東最大ともいわれるブナ林は、本当に素晴らしかったです。 この貴重な美しい森林が永遠に存続して欲しいと、祈らずにはいられませんでした。 予想外の素晴らしい天気のなか、新緑の美しさと展望を味わえて楽しい山行となりました。参加の皆様、遠くまでありがとうございました。お疲れさまでした。 【報告者:MIYO】 |