山 名 | 蓑山(美の山) ―秩父― | 日 程 | 11月21日(日) |
参加人数 | 8名 | ||
【山行ルート】
10:30親鼻駅~11:40みはらし園地~12:10蓑山山頂(昼食12:10~13:00) ~13:50和銅遺跡~14:20和銅黒谷駅到着(解散) |
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【山行報告】
秩父鉄道の親鼻駅は、木造の小さな駅で、今時珍しくSuicaが使えないため、高齢の駅員がホームで下車証明書を渡しながら、誰から運賃貰ったか分からなくなったと、ぼやきながら集金しているのんびりとしたローカル駅でした。 天候は雲が少しあったが、秋晴れで雨の心配は無し。今回はお試しの女性1名を含む8名の山行でした。駅前で軽く体操し、本日のコースと、休日一往復だけの観光SLが見えるポイントを説明して出発。舗装道路を10分くらい歩くと、「関東ふれあいのみち」登山口があり、道は落葉が多く滑りやすいが、勾配の急なところもなく、歩きやすいコースでした。1時間程歩くと「みはらし園地」に到着。ここからSLの通過が見られるポイントでしたが、汽笛は聞こえたけど、残念ながら確認できなかった。真っ赤なモミジの美しい紅葉を楽しんでいると、足音が響き目を向けると、わずか30m先の至近距離を、体長1.5m位で立派な大きな角を生やした大型で、黒っぽい野生のホンシュウ鹿が斜面を駆け上り走り去って行きました。その後ゆっくり山頂まで行き昼食を取り、ゆっくり休んだ後、和銅遺跡に向かって、特に変化のない地味な道を、落葉を踏みしめながら下山した。 集落に出て沢の方に降り、日本で最初の流通貨幣「和同開珎」に使われた銅の採掘史跡の和銅遺跡に立ち寄り。数年前、西武鉄道のCMで放映していた「和同開珎」の巨大なモニュメントの前で記念撮影。そこから、ゆっくり30分歩いて和銅黒谷駅に無事到着。ここで、SLの通過を見る予定だったが、電車の出発が早かった為、途中ですれ違いながら、秩父鉄道の汚れたガラスの車窓から見ることが出来たので、一応目的達成。今回は、紅葉、鹿、遺跡、SLと変化に富んだ山行でした。皆様お疲れ様でした。 【報告者:成田・H 】 |