山 名 | 鹿島槍ヶ岳・爺が岳 | 日 程 | 7/31(金)~8/2(日) |
参加者 | 参加人数 | 4名 | |
【山行ルート】
1日目:扇沢~柏原新道~種池山荘 2日目:種池山荘~爺が岳(南峰・中央峰)~冷池山荘~布引山~鹿島槍ヶ岳(南)~北峰~南峰~冷池山荘 3日目:冷池山荘~赤岩尾根~大谷原=信濃大町 |
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【山行報告】
新型コロナウィルス感染拡大はおさまらず、参加者も8名から4名へ減少し、明けない梅雨に天気は読めず、ギリギリまで悩んでの山行実施でしたが、思い出に残るすばらしい山行になりました。 1日目:雨も覚悟で登り始めましたが・・予報は外れ快晴。暑い登りとなりました。樹林帯の中、時々眺める針ノ木岳や蓮華岳、スバリ、赤沢岳・・の峰、そして花に癒されながら、種池山荘に到着。周囲は御花畑。まずは有名な、キヌガサソウの群生を見に行きました。 2日目:天気予報は快晴のはずがなんと、霧雨??。雨具を着て出発しました。そんな中、何度も雷鳥に遭遇。かわいいヒナを連れていたり、つがいだったり。花をめでつつ、爺ヶ岳を経て冷池山荘へ。天気も徐々に回復して、途中、姿を現した劒岳に興奮していたら、なんと、ブロッケン現象も体験。大興奮!。冷池山荘に荷物をデポして、鹿島槍ヶ岳へ、まずは布引山を越え、急登を登って鹿島槍ヶ岳山頂(南峰)到着。そこで、単独行で、八峰キレットから到着のO氏と遭遇。ここで終わってはせっかくの双耳峰がもったいない。しっかり岩場歩きも楽しみ北峰へ。ここにも雷鳥。展望はいまいちでしたが、しっかりお花も楽しみ、疲れ小屋に戻りました。 3日目:朝から快晴。展望はばっちり。赤岩尾根の分岐で、鹿島槍ヶ岳、劒岳に分れを告げ下山。赤岩尾根はリーダーもサブリーダーも初めてのコースで、はしごや岩場の急登、下りは危険要素ありとの事で心配もしましたが、楽しく無事下山しました。 今年は、コロナ禍で、登山というものを改めて考えることが多い中、山小屋も本当に苦労している様を目の当たりにして、頭が下がる思いでした。 余裕のコース設定のはずでしたが、自粛や雨等でトレーニング不足の体には、とてもハードな今年初のアルプス山行でした。 参加の皆様が、来て良かったと感じて終われた山行になって、本当によかったと思いました。SLのJ子さん、花知識にとどまらず、雷鳥の鳴きまねまですばらしい。Mちゃんもカメラワークに開眼。花も雷鳥もそのほか盛沢山の山行でした。皆様ご協力ありがとうございました。 【報告者:松田・M】
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